会長あいさつ
1916年、アインシュタインがレーザーの概念を発表して100年近くを経て獣医療にも多くのレーザー治療が応用されるようになりました。普及が進むにあたり、様々な治療用デバイスが考案され臨床応用が広がっていますが、治療の適応やプロトコル等が明確にされていないのも事実であり、組織的な普及活動や教育活動の必要性が求められています。これらの課題を解決するべく有志の獣医師や工学、医療、薬学、レーザーメーカーに依りまして、2012年3月29日に「日本レーザー獣医学研究会(Japan Laser Veterinary Science Society)」(以下、本会と呼びます)を設立致しました。
本会には米国医療レーザー協会や韓国、台湾の獣医師らも参加しており、今後レーザー獣医学の普及、発展の為にレーザー治療セミナーの開催、治療指針の策定、エビデンスの追求、教育制度の確立等の活動を行っていく計画です。現在レーザー治療を実施されている先生方、レーザー治療に興味をお持ちの先生方に、是非とも本会にご参加頂きたく、会員募集致します。先生方のご参加を心からお待ちしております。
日本レーザー獣医学研究会
会長 動物先端医療研究所 岡本芳晴